3年で辞めてしまう若者たち
新卒で入った会社はわりと大きい会社でした。
若者の3人に一人は新卒で入社した会社を3年以内に辞めてしまうそうです。
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あんなに頑張って就活したのに・・・・。
斯く言う私もその3人に1人に入っています。
3年になるちょっと前に辞めてしまいました。
The Average manです。(下3分の1?)
帰国子女のTくん
短い3年の中にも良い出会いは幾つもあったのですが、そのうちの1人の、仕事ができる後輩のTくんが印象的でした。
1年後輩のTくんは帰国子女でした。
お父さんの仕事の関係で8歳から17歳くらいまでアメリカで過ごしたそうです。
普段はローカルの学校に行っていたので英語はもちろんペラペラです。
土曜日に日本人向けの学校に通って日本語を勉強していたそうで、立派なバイリンガルでした。
日本語はもちろん完璧なのですが、時々若者は会話ではあまり使わないような日本語を使っていました。
例えば
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守銭奴みたいなこと言わないでくださいよー。
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他言無用でお願いします。
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我田引水と思われちゃいますよー。
アメリカでの日本人同士の会話では普通にみんな使っていたそうです。
(ホントかどうか今でも疑問です。)
彼はタリーズコーヒーのお姉さんとしゃれた会話ができちゃう人でした。
キレはそこそこでボディーがしっかりしているやつが欲しいんですけとオススメの豆ありますか?
私はコーヒーを飲まないので「・・・・」でした。ボディーってなんだ?
税金は日本に住んでる家賃だと思って下さい!
そんな彼に言われたとっても印象的な一言です。
私が税金が高いから払いたくないという話をしたらこの言葉を言われました。
“日本はいわば高級住宅地ですよ。
家賃が高いのは当然じゃないですか?”
なんという大人な意見。
それ以来、税金を払うのに少しだけ抵抗がなくなりました。
日本の良さを知るには日本から離れてみるのがいい?
物事を客観的に見るって大事ですね。意外と難しいことですが。
日本の良さを知るには日本から一度離れてみることも大切なのかもしれません。
そんなに仲が良かったわけではないので彼が今どうしているのかわかりませんがきっと社会人として出世しているはずです。